先月から毎週土曜日はお仕事が続いています。
JR東中野駅から徒歩1分の場所にあり、プロ仕様の厨房で調理&
食事ができるというユニークなスタイルのレンタルスペース。
食事ができるというユニークなスタイルのレンタルスペース。
ただ単に場所を貸すだけではなく、キッチンスペースと食事スペースをしっかりと分け、出来る限り衛生面にも配慮し、きちんと衛生許可もうけているそうです。
とても世話好きそうな印象のオーナーさんが常駐し、あれやこれやと、温かくサポートしてくれるのがまた心強い!
食材は持ち込み可能ですが、店内でも販売しているので、急遽材料が足りなくなっても気軽に購入することが出来ます。
(近くのコンビニ等も利用可能)
ちなみに、お酒も格安で販売されていました。
キッチンにおいてある調味料は自由に
利用でき、種類も豊富で、充実感があります。
調理器具や食器なども一通り揃っていて、コンロも業務用のものなので火力抜群。
ここなら、仲間とワイワイしながら、なんでも作れちゃいそうです。
そうそう、オーナーさんは元映像関係のお仕事をされていたらしく、プロジェクターや音楽機器も揃っているので、音楽を絡めた楽しいイベントもやれそうですネ。
ちなみに、ここのオーナーさん、イベント中に余った食材をリユースして、ちゃちゃっとハンバーグを焼いてサービスしてくれたりしてくれる、実に、粋な方!
そんな、なんともユニークなお店なのですが、「なぜこうゆうお店を始めたんですか?」と聞いたところ。
日本人の、食に対する意識の低下への危惧がきっかけのひとつだったようです。
近年、多くの若者が、コンビニや外食チェーンで、食べるものを買うのが当たり前の毎日。
みんなが、みんな、同じものを食べている。人工的に作られた同じ味。それにたいして、ほとんどの人が違和感を感じていない。そのうちみんな、なんでも同じになってしまうのでは、、?
ひと昔まえは、各家庭の味があり、おすそ分け文化が当たり前のようにあったはず。
そんな、日本の古き良き文化を、都会でも気軽に体験できる場所を作りたい。
セルフキッチンは、そんな想いで作られたお店だそうです。
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『お店への思い』(お店HPより)
関西と東北の2つの言葉や文化・食を感じることが出来た少年期。大都会の中で、<お金を使って遊ぶこと>にばかりに夢中で、真面目に・・・とは、決して言えない青年期。
大人になり、仕事に追われる日々。そんな人生の中、自分なりに何かを探し、夢中になれるもの・自分の居場所を求め、色んな経験をしてきました。
国内・海外の旅やキャンプとの出会いから、「自分の生き方」そして「やっていきたいこと」が何となくですが、見えてきました。
大都会の中でも、見知らぬ人同士でも、なるべく安く『みんなが楽しく安心して利用できる空間作り』がしたい。その第一歩がこのお店です。
東京で生まれ育った僕にとって、田舎は東京。時代の変化もあり、この東京で育った僕でさえ、今の東京は住みづらく、侘しささえも感じられる街となったように思います。何でもお金がかかり、システム的で、過剰なサービス社会。
<自分たちで考え、工夫したり、作りだす>、<シェアし合ったり、協力し合うことを覚える>ことで、新たな出会いや発見があり、また一緒に「料理」をしたり、「遊ぶ」ことで、家族のような連帯感が生まれ、楽しみながら安く過ごすことが出来ると思います。
<お金でやってもらう>、<自分がよければ>では、今の世界は変わりません。
ルールやマナーを守りながら、『自由』に過ごせる・・・そんな空間作りが、僕の目標なのです。
都会のキャンプ場のようなお店にしていけたらと、思っています。
ぜひ、冒険のひとつと思って遊びに来てください。
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たしかにキャンプやユースホステルで旅をすると、そうゆう、誰かと食べるものをシェアしあったり、他の人が作る料理に刺激を受けたりできるところに魅力があったりしますもんね。
私も、旅やキャンプを通して、たくさん学んだ人間なので、食にたいしては似た想いがあり、基本的に毎日食べるものはすべて自炊をしていますが、そうゆう人間の方が、「こだわりが強い人」「変わってる人」みたいな見方になっている気がします。
生活の中で、何を大切にするかは、人それぞれだと思いますけども。
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「面倒な雑用ばかりで、あまり儲けにもならないんじゃないですか?」
と、いうと、
「まぁそうなんだけど、うちは良いお客さんが多くてねー。こうやって、喜んでもらえるのが一番うれしいことだから。」
と、おっしゃっていたのが印象的でした。
お金じゃなくて、気持ちが大事。
気持ちがイイ人の周りには、良い人たちが集ってくる。
そして、そうゆう人たちが集う空間は、居心地が良い。
「またぜひここで、楽しい時間を過ごしたい」
そう思える、素敵なお店でした。
「また来年、同じイベントやらせてください!」
というと、
「一年後までお店がもつかなぁ?」
と笑っていたので、身近な人たちに、地道に宣伝していこうと思います。
おかげさまで、イベントは笑顔に包まれ、大好評でした。
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